2017年 05月 16日
感謝の気持ち |
数日前、日頃から大変ご恩のあった方が亡くなられました。
お会いする機会はそれほど多くありませんでしたが、私の出演するオペラには必ずいらしてくださり、いつも『周子さんのファンをたくさん作って、たくさん活躍して欲しい』(自分で書くと随分と身の程知らずな感じになってしまってすみません🙇)と言って、いつも15人とか20人とか、たくさんのご友人やお取引先の方などのお客様を連れて観劇にいらしてくださいました。
5年くらい前に江東オペラさんで出演させて頂いたラ・ボエームに、多分初めていらしてくださったのだと思います。
オペラ自体が感動的というか悲しいストーリーだったこともあり、いたく感動してくださり、ロビーで涙を流しながらお話しして下さったのが印象的で、その後に下さったお手紙は、読んだわたしの方が泣けちゃうくらいに暖かいお手紙でした。(そしてこの方はプロ顔負けの達筆な方です)
そのボエーム以来、お年を召していらっしゃるにも関わらず、どんなに遠くても公演に足を運んでくださり、いろいろな企画?を提案してくださったり、たくさんの応援のお気持ちを頂きました。
こんな中途半端に年を重ねて、売り出すも何も手遅れなわたしなのに、いつもいつも、何とかして自分が生きてる間にもっと売り出して世に出さなくてはと言って応援してくださった方は(ご期待に添えなくて本当に申し訳ない気持ちですが…)後にも先にもこの方だけですね。(親ですら全然なのに(笑))
2年前のカルメンが、観に来てくださった最後の公演でしたが、その時はかなり体調を悪くされているにも関わらず、遠くまでいらしてくださり、途中具合が悪化され、公演の途中でタクシーで帰られたそうです。
その後外出がままならなくなられても、公演にはたくさんのチケットを買って、知人の方々に宣伝してくださいました
感動屋さんで、優しく可愛らしいおじいちゃまでした。
正直こんなに早く亡くなってしまうとは思っていなくて、まだ実感がありません。
こんなことならもっとゆっくりお会いしておけば良かったと、こんな時いつも後悔ばかりですね。。
ご恩返しも何も出来ませんでした
自分も年を取っているので当たり前ですが、最初に大好きだったおばあちゃんたちが居なくなり、親しい先輩方がだんだんと居なくなってしまって、もちろんいずれ自分も居なくなるのですが、見送るのは本当に寂しいです。
昔よくおばあちゃんが(亡くなるその日までピンシャカした92歳でした)、『自分が長生きしててもお友達がみんな逝っちゃってつまんないねぇ』と、残される寂しさを語っていましたが、分かるような気がします。
毎日を大切に感謝の気持ちで過ごさなければ後悔もするしバチも当たりますね😅
それに、そうやって生きて行けたら、周りの小さいことにトゲトゲしたり傷ついたりするヒマ無いですしね。
なかなか上手くもいきませんが
Nさんへの感謝の気持ちは、多分死ぬまで忘れずに生きていくと思います。
そして、これからまだ少し歌をやっていく糧にして行こうと思います。
そしたらきっとそれが僅かながらのご恩返しになるかなぁ、なんて。
歌う場が無くても、評価されなかったりしても、やっぱり歌が好きだから辞めないんですもんね😅
でも最近は、自分が歌うってだけじゃなくて、歌いたい人に歌って欲しいなという昔と違う気持ちがあるのも確かですけど。
それが生徒さんやお友達や、ライバル?だったとしても(笑)
年を取ったのかなぁ〜。
Nさん、本当にありがとうございました。
いつかまたお会いできるまで、安らかにお休みください。
ご冥福を心よりお祈りしています。
しゅうこ
お会いする機会はそれほど多くありませんでしたが、私の出演するオペラには必ずいらしてくださり、いつも『周子さんのファンをたくさん作って、たくさん活躍して欲しい』(自分で書くと随分と身の程知らずな感じになってしまってすみません🙇)と言って、いつも15人とか20人とか、たくさんのご友人やお取引先の方などのお客様を連れて観劇にいらしてくださいました。
5年くらい前に江東オペラさんで出演させて頂いたラ・ボエームに、多分初めていらしてくださったのだと思います。
オペラ自体が感動的というか悲しいストーリーだったこともあり、いたく感動してくださり、ロビーで涙を流しながらお話しして下さったのが印象的で、その後に下さったお手紙は、読んだわたしの方が泣けちゃうくらいに暖かいお手紙でした。(そしてこの方はプロ顔負けの達筆な方です)
そのボエーム以来、お年を召していらっしゃるにも関わらず、どんなに遠くても公演に足を運んでくださり、いろいろな企画?を提案してくださったり、たくさんの応援のお気持ちを頂きました。
こんな中途半端に年を重ねて、売り出すも何も手遅れなわたしなのに、いつもいつも、何とかして自分が生きてる間にもっと売り出して世に出さなくてはと言って応援してくださった方は(ご期待に添えなくて本当に申し訳ない気持ちですが…)後にも先にもこの方だけですね。(親ですら全然なのに(笑))
2年前のカルメンが、観に来てくださった最後の公演でしたが、その時はかなり体調を悪くされているにも関わらず、遠くまでいらしてくださり、途中具合が悪化され、公演の途中でタクシーで帰られたそうです。
その後外出がままならなくなられても、公演にはたくさんのチケットを買って、知人の方々に宣伝してくださいました
感動屋さんで、優しく可愛らしいおじいちゃまでした。
正直こんなに早く亡くなってしまうとは思っていなくて、まだ実感がありません。
こんなことならもっとゆっくりお会いしておけば良かったと、こんな時いつも後悔ばかりですね。。
ご恩返しも何も出来ませんでした
自分も年を取っているので当たり前ですが、最初に大好きだったおばあちゃんたちが居なくなり、親しい先輩方がだんだんと居なくなってしまって、もちろんいずれ自分も居なくなるのですが、見送るのは本当に寂しいです。
昔よくおばあちゃんが(亡くなるその日までピンシャカした92歳でした)、『自分が長生きしててもお友達がみんな逝っちゃってつまんないねぇ』と、残される寂しさを語っていましたが、分かるような気がします。
毎日を大切に感謝の気持ちで過ごさなければ後悔もするしバチも当たりますね😅
それに、そうやって生きて行けたら、周りの小さいことにトゲトゲしたり傷ついたりするヒマ無いですしね。
なかなか上手くもいきませんが
Nさんへの感謝の気持ちは、多分死ぬまで忘れずに生きていくと思います。
そして、これからまだ少し歌をやっていく糧にして行こうと思います。
そしたらきっとそれが僅かながらのご恩返しになるかなぁ、なんて。
歌う場が無くても、評価されなかったりしても、やっぱり歌が好きだから辞めないんですもんね😅
でも最近は、自分が歌うってだけじゃなくて、歌いたい人に歌って欲しいなという昔と違う気持ちがあるのも確かですけど。
それが生徒さんやお友達や、ライバル?だったとしても(笑)
年を取ったのかなぁ〜。
Nさん、本当にありがとうございました。
いつかまたお会いできるまで、安らかにお休みください。
ご冥福を心よりお祈りしています。
しゅうこ
by tantantan2014
| 2017-05-16 23:56
| 沖山周子